フィリピン共和国
首都:メトロ・マニラ
人口:約8000万人
公用語:タガログ語、英語、その他80前後の言語
通貨:フィリピン・ペソ と センタボ
(1ペソ=100センタボ)
為替レート:1ペソ≒2,8円
気候:熱帯性気候、年平均気温26~27℃
今回は取引先様の品質管理のため出張にお供して来ました。
日本からだと中国より距離は遠く、物流の時間的コストから来料加工貿易は不向きであり、また国土も狭く、中国のように資源が豊富ではないため、産業が発達しにくい地域でもある。中国よりは生産工場は少ない。
そのためフィリピンでは南国を特色とした農園産業、バカンスを過ごす観光客をターゲットとしたビーチなどリゾート産業、そして今回私が出張した目的でもある雑材による雑貨、及びアパレル生産産業などが主にある。
雑材と一言言っても皆さんピンと来ないとおもうが、一言で言うと「麦わら帽子」や「カゴバッグ」などがその部類である。
今回は「
アバカ」、「
バンクァン」、「
ラフィア」などで作られた商品の品質管理のためお客さんにお供しました。
しかし、前回フィリピンに行ってきた先輩より「外に出たら撃たれる」とか「スリにあう」とかネガティブなことばっか~り聞かされていたし、おまけに「ホテルから外にでるな!」と禁令をだされていたので、すご~く心配でした。言葉も通じないし・・・・・・・・
私の英語レベルは中学生並だし・・・・・・(恥)
そんな不安も抱えつつ香港から2時間、午後ちょっと前に首都マニラに到着。
一歩空港を出ると30℃はあろうか暑い・・・・。
今広東省は15℃くらいなのでこれが倍になると結構くる。(この日日本はマイナスだったらしいが・・・。)
そして取引先さんのお迎えが来るまで周りを超警戒しつつずっと待つ。。。
お客さんが来て車に乗りマニラ市内を走る。
交通環境は決していいとは言えないが、クラクションを鳴らしまくらない分中国よりはマシであろう。
30分ほど走ってマニラ市内の「マカティ」地区のホテルに着く。
「マカティ」はフィリピンでも裕福な人が暮らし、日本のビジネスオフィスも多数ある地区なのでここの治安環境はいい方だった。
ただホテルに入る際は必ず「麻薬犬」と「車のトランク及び下のチェック」は行われた。
現にホテル到着後先輩の禁令を早速破り一人でフラフラ出かけたが、無事に過ごせました。
ホテルの前にはマニラ最大のショッピングモール「グロリエッタ」と「SMシューマート」があり、非常に便利だ。

グロリエッタ

マカティの町並み
そして迎えに来てくれた担当者さんはまた空港に行かなければならなかったためなぜかいきなり一人で飯を食うことになった。
早速グロリエッタを一人でフラフラ散歩した。
モールに入る際に入り口には警備員が立っていてその都度かばんの中身やポケットの中を調べるセキュリティチェックが行われた。
警備員の腰にも「拳銃」がぶら下がっており、日中香港よりも治安の悪さを物語っている。
なんとなくスパゲッティが食べたかったので「shakers」というお店に入り、ミートボールスパゲッティを注文すると、、、
なんと麺が昔学校給食で食べた「ソフトメン」だった・・・・・。
後日聞くところによるとどこも「ソフトメン」らしい・・・・。
フィリピンのマクドナルドにも「ソフトメンスパゲッティ」が売っている。
味は昔給食で食べた味そのままだった。。。
食事後ショッピングモールを散歩すると海外ブランドのショップや映画館もあり人がごった返していた。マニラ最大のモールだけのことはある。
ただやはり裕福層が住む地区に店が構えられてるだけあって歩いてる人は皆裕福そうな人たちばかりだった。
午後は取引先さんの事務所で今後の予定の確認とご挨拶で一日が終わった。
この日は皆さん朝も早かったため早めに休んだ。。。
明日は「マヨン火山」麓のメーカーを訪問。
聞くところによると「反政府ゲリラ」が出るところに行くらしいが、、、詳細は如何に・・・・・・。
※今回は出張のためお客さんの目もありあまり街中で写真取れませんでした・・・。
続く。